帝都財閥物語 流通・不動産・鉄道・銀行経営シム

メイン画面

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概略

本作は『財閥銀行 帝都野望篇』のクローンゲームです。クローンを謳っていますがグラフィック、インターフェイス等大幅な変更があります。

本作の目的は首都圏を舞台にした流通(ホテル・百貨店等)・不動産・鉄道・銀行業の経営です。プレイ期間は1871(明治4)〜2019(平成31)の4月まで。目標は連結営業利益1兆2000億円です。

開始

本作はhtml + JavaScript で書かれています。解凍したフォルダにある Conglomerate.html を開いてください。ローカルで作動します。初めて開くと下記のスタート画面になりませんので、そのときは再読み込みしてください。

スタート画面

機能説明

メニューボタン

駅リスト

ここで立ち上がる駅一覧から該当の駅ウィンドウ(後述)を開くことができます。マップ路線上にある駅ボタンのクリックでも駅ウィンドウは開けます。

財務諸表

財務諸表ボタン

手持ち資金は現金残高の欄で参照できます。固定資産合計は借入限度額になります。マイナス数値入力で借入金の返済・預金ができます。

建物耐用期限一覧

建物には耐用期限があります。呉服商・旅館・両替商・銀行が20年。その他30年です。ここではどの駅のどのアイテムが何年に期限を迎えるか表示されます。

再生・早送り

1ヵ月=60秒で進行します。早送りは10倍速です。

駅ウィンドウ

駅ウィンドウ

  • 橙アイコン:流通業
  • 緑アイコン:不動産業  
  • 赤アイコン:銀行業  
  • 青アイコン:他社  
  • 緑土地:売地  
  • 茶土地:自社保有土地
建物配置場所です。ステータスバーの金額は1グリッドあたりの土地価格です。アイコン左下の数値は築年数、右下のアルファベットは稼働率です。A=高、B=中、C=低。自社保有の土地に建物を建てると不動産業に地代が入ります。他社は自社の土地に進出しません。土地はクリックで売却できます。建物はクリックで撤去できます。

鉄道路線ウィンドウ

路線ウィンドウ

マップの線路をクリックするか路線リストから開くことができます。路線リストは鉄道業の財務諸表を開けば同時に表示されます。1アイコンは1編成です。左下の数値は稼働年数です。耐用年数は蒸気機関車20年、他30年。右下数値は編成車両数(2=2両編成)。蒸気機関車には編成車両数は表示されません。混雑率100%で利益が最大になります。アイコンクリックで撤去or入庫できます。入庫すると撤去せずに混雑率を上げることができます。

路線開設時は10編成までしか配置できません。それ以上は複線化する必要があります。ステータスバーにある複線化ボタンを押してください。

鉄道建設

鉄道建設

赤の破線が鉄道路線の建設案です。クリックで建設開始です。建設期間は戦前登場路線が2年間、戦後は5年間。建設案は10〜12年間放置されると他社路線になります。

各業種の特徴と攻略ヒント

銀行業

グループ間の資金の移動は銀行を介さねばなりません。流通業から不動産業へ資金を移動する場合、流通業がまず預金をします。預金した資金は翌年、銀行に移動します。それを不動産業が借り入れるのですが、この場合も借り入れた資金が不動産業に振り込まれるのは翌年になります。つまり資金間の移動には2年を要します。

貸し出せるのは自社のみです。殊に資金需要が薄い戦前に支店を増やしすぎると、預金の行き場に困る事態が生じかねません。

流通業

1980年代までほぼ『財閥銀行』に沿った挙動をします。攻略法はこちらを参照。

1990年代からは原作からは逸脱して、百貨店の需要が減少していきます。逆にホテルの需要は高まります。

不動産業

土地の売買、貸借のほかに貸ビル、タワーマンションの建設ができます。ビルは明治後半から、タワマンは21世紀から設置できます。

戦前のビルの需要は東京と有楽町のみです。

鉄道業

1878年に最初の建設案が登場します。新宿〜八王子(84万円)と浦和〜上野・品川(105万円)です。ゲーム開始時の資本金設定の際には、鉄道建設費を見越した額を鉄道業に配分してください。

『財閥銀行』から省かれた主な挙動

  • 関東大震災、金融恐慌、東京大空襲
  • 証券業  
  • 宅地開発  
  • 家族関連  
  • 他社買収

更新履歴

  • 2019/05/13 第1稿 | v2.10公開


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