Cが図書館へ行く。うたた寝し、調べ物は出来なかった。

元カノの結婚を知ったOは祝電を送り、「もう何も送らないで」と彼女から数年振りの電話をもらった。

「十日が限界だ。風呂に入らないで居られるのは」とOがいう。

十日振りに風呂に入ったO氏が「これで益々いい男に磨きがかかった」という。

風呂に入ったところで、あのサンダルの臭気は消えるわけでもない。

Cがカレーを喰って、仕合わせな顔をしていた

OがCからもらった不味い煎餅を喰う。

HがCの腹を揉みたいという。

会社の床に転がっているとき、國府田マリ姉のライブをOと観ている夢を見た。

マリ姉の声量がたいへん小さく、Oは野次を飛ばしていた。彼は狂信的なマリ姉ファン三人組に通路に引き出されて、囲まれ、腹を殴打された。

Oは新宿へ出掛けていったが、金がなくて何も買えなかったらしい。

アカのKを右傾化させようと大本営発表の音声ファイルを送ったら地震が来て吃驚する。

上司が「元気長持ち！　ヘルサンG（医薬部外品）」を部下の机に置いていく。

Oは総菜屋でライスを買うときはいつも「大」だ。

Oは雨のなかを濡れながら歩いて自己愛に浸った。

HがCの椅子に座ってまんがを読んでいた。

手の平を見つめながら、Oは自己愛に浸った。

結局の所、遠い過去もまだ見ぬ未来も、Oにとっては須く良い思い出だったのである。

Cの腹がまた膨らんだ。

自称「気分屋という名の悪魔」こと作画監督のK氏。

一ヶ月ぶりに布団で寝た。十二時間寝た。

c253の事は良く覚えている。性器を挿入しているカットで、作監のK氏が明け方に「おれは股間の帝王だぜい」と興奮の面持ちで修正をしていた。

このカットは、伝票記載漏れのため、一時所在を確認できなくなったのだが、今日めでたく朝鮮半島で発見された。

取引先を押さえたO氏が「これで御前の貞操は奪った」という。

Oは「愛らしい年寄りになる」と云う。

泡で固めるバルサンは、誘拐する時に使うポリウレタンフォームみたいで、格好良い。

下に着るTシャツが払拭してしまった。仕方なくアニメージュ付録のでじこTシャツを着て会社に出る。

「関西は女子中学生を車に押し込むような人間ばかり居て、こわい」とOがいう。

「病弱娘！　良き哉、良き哉」と仕事中に悶えていると、上司のKに「何が良いのかね？」といきなり声をかけられる。

「バス通勤は女子高生と沢山巡り会える」とOが云う。

コンビニからお中元ギフトのパンフを貰って来て、Oの机に置いて遣る。Oは「素麺美味しそうだネ、カルピス乳製品詰め合わせ美味しそうだネ、いちごアイス凄いネ」と頁に顔面を肉薄させる。

会社の近くに女子高があるんだよ。

中高一貫の女子校と云うものがこの世界には存在する。中学生と高校生が混合するその通学風景を眺めて、中学生の方にどきどきしていたらもう全てがお仕舞いである。