中抜き&尺足し出力スクリプト(Illustrator)

出力リスト

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概略

EDLを読み込み、中抜き箇所と尺足し箇所およびその長さを一覧にして出力する Illustrator のスクリプトです。商業アニメ編集で使います。

動作条件

Avid Media Composer における使用を想定しています。尺足しはモーションエフェクトで作ったフリーズフレームに対応しています。本来のフリーズフレームには対応しません。モーションエフェクトのスローで作った尺伸ばしも無視します。カット前後の尺足しおよび中足しのいずれにも対応します。

使い方

EDLはCMX _3600を使ってください。トラックはV1のみ。クリップ名以外はリストに含めないでください。トランジションも駄目です。ソースTCはカットボールド(8k)を引いたAUXのTCを使用してください。EDLを出力する際、「エラーを修正して云々」が出てもこれは「修正する」でOKです。

EDL設定

EDL設定

EDL設定

Illustrator はA4の新規ドキュメントを使います。スクリプトを実行すると読み込むEDLの選択画面になります。足しと抜きが100か所位であれば3秒ほど出力にかかります。1頁=レイヤー1 です。

仕様

カットNo

クリップ名の後ろ4文字を削り、拡張子を消して出力しています。

足し箇所の判別

先頭列がM2(モーションエフェクト)ならば、ソースOut から ソースIn をマイナスして、それが1の場合、尺足しと判別します。足した場所はM2行記載のTCを参照。足した長さはレコードOut から In をマイナスして求めます。

足し箇所の判別

中抜き判別

M2以外で同一のクリップ名が連続する場合、中抜きと判別します。抜いた個所として、最初のクリップのソースOut と続くクリップのソースIn を出力します。

抜き箇所の判別

免責

本スクリプトの使用に関連する損害に対して一切の責任を負いません。これを使う方はまずいらっしゃらないと思いますが、万が一使用される場合は、正しく出力されているかタイムラインと照合し、場合によっては表を手動で修正することをお勧めします。

更新履歴

  • 2024/05/10 第1稿


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